黒の水玉

2008-04-23 by yuri

いつもと同じ駅から
いつめと同じ場所に向かう電車に乗るために
いつものと同じ道をとおる。

きっと、ゆりが過ごしている小さな世界はきっと
永遠に面にはならないんだろうな、
と思う。
点と点を結ぶ無数の線で
アタシの世界はできてる。

喉を冷やすのはよくないんだって
って誰かが言ってるのを聞いて、
なんとなくハイネックの服を着たり、首に何かを巻いたりするようにになった。
階段を登るとき、深く呼吸する癖も
いつの間にかついていた。

今日、
お天気がいいし、時間があったから
いつもの道をいつもよりゆっくり歩いた。

駅に作く直前、
首に巻いたストールにてんとう虫がとまってた。
しばらく眺めてたら嬉しくなったから
写真をとろうと思って
鞄から携帯を取り出したとたん
小さく羽ばたいて飛んでった。

眺めてるときは、居てくれたのに。

なんだか、人生なんてそんなものだ、
と思った。

きっと、人生なんてそんなもの。

あの、赤に黒の水玉は
どこに飛んでいったのかなぁ。




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